厚生労働省は、今年3月の調剤医療費(電算処理分)の動向を公表した。それによると、調剤費は前年同期比5.4%減の6733億円、処方箋1枚当たり調剤医療費は4.3%減の8885円となった。後発品の数量シェアは77.7%とわずかに伸びた。
3月の調剤医療費の内訳を見ると、技術料が0.3%減の1761億円、薬剤料が7.1%減の4961億円となった。薬剤料のうち、後発品薬剤料は4.2%減の973億円だった。
薬剤料の多くを占める内服薬の処方箋1枚当たり薬剤料は6.9%減の5147円、処方箋1枚当たりの薬剤種類数は2.71種類、投薬日数は24.4日、1種類数1日当たり薬剤料は78円となった。
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