
アステラス製薬の安川健司社長CEOは、10月31日に都内で開催した決算説明会で、中国で後期開発段階の製品が全て上市できた場合には、「2020年代後半に中国事業で2000億円の売上規模を目指すことができる」と展望を語った。
中国では現在、前立腺肥大症治療剤「ハルナール」や免疫抑制剤「プログラフ」を販売しており、主力の抗癌剤「エンザルタミド」は申請中。急性骨髄性白血病治療薬「ギルテリチニブ」や胃癌治療薬「ゾルベツキシマブ」などが後期開発段階にあり、転移性尿路上皮癌治療薬で抗体薬物複合体「エンホルツマブ・ベトチン」の開発も検討している。
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