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社会保障への不安

2019年11月27日 (水)

◆インフルエンザが流行期に入るなど、体調を崩しやすくなる季節を迎えた。風邪にかかった人の多くが市販薬を購入するか、医療機関で受診して薬を処方してもらうが、その時に社会保障の将来を考える人は多くはないだろう
◆政府は全世代型社会保障の検討を加速させている。少子高齢化による急速な社会構造の変化に対応するため、誰もが安心できる社会保障の構築を目指し、関係閣僚や有識者が一般国民や団体からヒアリングを実施しており、日本医師会や日本薬剤師会などは医薬品の給付範囲見直しに反対姿勢を示している
◆社会保障に関する課題の大半が少子高齢化から来るものだ。人口が増加し財政的余裕もあった昭和の時代から本格的に対応していれば現在とは異なる国の姿になっていたかもしれない
◆平成を通じて年金など社会保障への不安や不満は若年層を中心に強まったと言えるのではないか。令和元年もあと1カ月で終わる。新時代に相応しい老若男女が納得する社会保障の構築に向け全力で知恵を振り絞ってほしい。



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