日本漢方交流会(木村孟淳会長)は11月23、24の両日、第52回全国学術総会京都大会を開き、医師、薬剤師、鍼灸師、看護師、登録販売者など漢方医療に携わる会員など約350人が参加した。「病は『気』から―気の異常を伴う病と漢方」をテーマに、東洋医学の独特の概念である「気」に焦点を当てた特別講演、教育講演のほか8題の会員発表が行われ、総会では任期満了に伴う役員改選で新理事長に金子吉一氏(金子薬局)の就任が承認された。
24日の総会では、任期満了に伴う役員改選が行われ、10年間理事長を務めた吉本悟氏が退任。新理事長に金子氏が就任した。金子新理事長は、あいさつに立ち、「医薬分業の進展に伴い、調剤メインの薬局が増加する中で、ピーク時には約700人だった会員が現在264人に減少している」と会員数の減少に懸念を表明。
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