厚生労働省は19日、2018年「医師・歯科医師・薬剤師統計」の結果を発表した。18年末時点の薬剤師の届け出は31万1289人となり、2年前の前回調査に比べ9966人、3.3%増加し過去最多となった。人口10万人当たりの薬剤師数は190.1人で、前回より8.8人伸びた。増加率は前回より低下したものの、前々回調査時と比べて伸びは高くなっている。薬局への就職者数増加が要因と見られる。
調査は18年12月31日現在の医師、歯科医師、薬剤師が保健所に提出した届出票を集計したもの。薬剤師が主に従事している業務の種別を見ると、「薬局」が18万0415人で全体の58.0%を占め、前回から8273人、4.8%増加した。年次推移で見ると大幅な増加傾向が続いている。
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