
大阪府薬事審議会
大阪府は1月29日、大阪市内のホテルで2019年度府薬事審議会を開催し、設置する4部会の今年度の取り組みについて審議した。この中で、昨年末に厚生労働省が発出した「医薬品適正流通(GDP)ガイドライン」の導入編として府独自で作成した「解説書」を提示し、内容について了承した。
解説書は、卸売販売業者の業務にガイドラインの考えを取り入れることで、医薬品の品質保持への寄与や偽造医薬品の正規流通経路への流入防止に役立てることが目的。今後、府ホームページへの掲載、厚労省や近畿府県薬務主管課等関係機関への情報提供のほか、立入調査時に配布し、関係者への周知を図る予定。5月には卸売販売業者向けの薬事講習会を開催する。GDPガイドラインの浸透状況を踏まえ、解説書の改訂なども検討していく。
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