日本薬剤師会は7日、2020年度診療報酬改定の答申後に会見した。山本信夫会長は、「特定薬剤管理指導加算2」「調剤後薬剤管理指導加算」などに言及。「改正医薬品医療機器等法に盛り込まれている地域連携薬局、専門医療機関連携薬局などを少し睨んだ方向性になっている」と説明し、「法律が先に動いて、それに点数が付くという形になった。将来的に目指す方向が出てきている」と見通した。
また、調剤報酬改定全体に対する自身の評価については、「薬局に対してこれだけ批判があった中で、とりあえず抑えたということは一定程度評価されるだろう」と胸を張った。改定率の外枠で大型門前薬局などの報酬削減が行われなかったことについても、「その部分だけ見れば良い点数だろうが、平均すると70点くらいがいいところではないか」と語った。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。