大阪府は14日、2019年度の第2回大阪府後発品安心使用促進のための協議会を開催した。その中で、今年度事業として取り組む八尾市のモデル事業の成果が報告された。八尾市では医師、歯科医師、薬剤師に向けたフォーミュラリー啓発を実施するほか、八尾市立病院で院内フォーミュラリーを策定し、3剤を採用していく方針が示された。
八尾市では、市の委託事業として後発品の適正使用策を検討してきた。昨年度に市内11医療機関の後発品採用リストを作成し、市のホームページで公表。今年度は、同リストに新たにオーソライズドジェネリックやバイオ後続品の情報を追加するなど改良した。紙媒体としても市内の全医療機関・薬局に配布するほか、医師、歯科医師、薬剤師へのフォーミュラリーの啓発事業として、実例や策定の流れを紹介したチラシを作成し、今年度内に配布する予定である。
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