
福岡県医薬品適正使用促進連絡協議会が17日に福岡市で開かれ、回復期リハビリテーション病棟と地域包括ケア病棟の入院患者を対象に実施した「処方適正化アプローチ事業」の中間報告が示された。既に結果が出ている2病院のいずれの病棟でも、退院時の減薬につながったことが判明。減薬した薬効群は、非ステロイド性抗炎症薬、解熱鎮痛薬、降圧薬が多かった。
処方適正化アプローチ事業は、昨年度に6病院の一般病棟入院患者を対象に実施したが、一般病棟では入院期間が短く、処方適正化が完結しない課題があったため、今年度は入院期間が長い回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟を保有する8病院に入院する65歳以上の患者を対象とし、昨年6~12月にかけて事業を行った。
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