◆日本チェーンドラッグストア協会の2019年度ドラッグストア実態調査によると、全国総売上高は7兆6859億円と8兆円に迫った。前年度比5.7%増の大きな伸びで、調査開始以来19年連続プラス成長という偉業を達成した
◆順調に総売上高を伸ばしているが、特に1店舗当たりの売上増の貢献が大きい。インバウンド、食品、調剤が相当伸びていることが、1店舗当たりの売上増の大きな要因となっているようだ
◆このうち調剤を見ると、全体の調剤医療費は9807億円で、前年度比10.7%増という状況。1兆円が目前となり、順調に拡大している。前年度比10.7%増という伸び率も過去最高の数値となっている
◆わが国の調剤医療費は18年度で7兆4746億円で、9807億円はその13.1%を占めるが、ドラッグストア業界では25年のシェア30~40%を目標に掲げる。高い目標にも感じるが、今後の状況に的確に対応していけば不可能ではない数字である。さらなるシェア拡大に向けた取り組みに注目が集まる。
さらなるシェア拡大へ
2020年05月13日 (水)
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