安倍晋三首相は14日の記者会見で、抗寄生虫薬「イベルメクチン」(販売名:ストロメクトール錠)など三つの医薬品について、新型コロナウイルス感染症に対する有効性が確認された場合は早期に薬事承認する考えを示した。
安倍氏は、一部地域における宣言解除後の新型コロナウイルス対策を説明。その中で、イベルメクチン、膵炎治療薬「ナファモスタット」(フサン)、関節リウマチ治療薬「トシリズマブ」(アクテムラ)について、「いずれも日本が見出した薬で、別の病気への治療薬として副作用を踏まえて処方すれば、安全性は確認されている」と説明。
「既に臨床研究や治験を進めているが、この感染症への有効性が確認され次第、早期の薬事承認を目指す」との考えを示した。
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