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大塚製薬は、“肌の健康”というコスメディクス発想に基づいた全身スキンケアブランド「UL・OS(ウル・オス)」をスタートし、男性のミドルエイジ層をターゲットに、今日9日からスキンローション、スキンミルク、スキンクリームの3製剤、5アイテムを発売する。同社が男性用化粧品に参入するのは初めて。
男性の皮膚は、加齢などに伴う皮脂量の減少が水分量に比べて少ないことから、年齢を重ねるに従ってアンバランスが生じる。この皮脂量と水分量のアンバランスを解消し、健康な肌に導くために必要となるのが、保湿の高い手入れだ。実際にアンバランスなどが原因となる“肌の乾燥・かさつき”に悩む人が、ミドルエイジの男性には少なくないという。
新発売される「UL・OS」は、日々の生活シーンに合った様々な使用を想定し、1本で顔はもちろん、全身に使える簡便性に加え、「保湿」「香り」「使用感」にこだわった製品。
保湿成分にはAMP(アデノシンリン酸)を配合。肌の水分環境を整え、生き生きとした健やかな肌に導く。香りは、独自にブレンドした9種類の精油によるハーバルミント系の天然香料で、あと残りしない。肌に馴染んでべたつかず、さらっとした使用感も特徴。
国内の男性皮膚用化粧品市場は、全化粧品市場の1%に当たる150億円規模と小規模ながら、過去5年間で約25%伸び、年々拡大傾向にある。同社は、「UL・OS」を新たなコスメディクスブランドとして、海外展開を含め市場の創造を目指していく考えだ。
税込み希望小売価格は、スキンローションとスキンミルクが、200mL1890円、60mL840円。スキンクリームは80gで1260円。

「UL・OS(ウル・オス)」
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