猛暑と新型コロナ(COVID19)の終わりの見えない中、工夫を凝らしながら新たな展開を始める動きも垣間見えてきます。従来の延長線では考えられないのが新型コロナの怖さです。メディアでは「Afterコロナ」「Withコロナ」等の文言が使われますが、具体的な中身は無く単なる流行語のように感じます。
薬局からも同様の言葉をよく言われますが、具体的な絵柄の無い言葉遊びのように思えます。政府でも何か具体的な検討に入ったと思いきや「感染症が収まった後の社会についての議論が必要だ」程度の状況だといいます。現在、新型コロナ感染症がさらに拡大している状況で、終息の目途さえ経っていない時期にその後の景色など想像できないといった感じだと思います。
新型コロナ重症患者を受け入れている医療機関では、何日も家に帰れない医師や看護師などが厳しい環境で患者と向き合っています。医療機関経営は患者の受診控えや新型コロナ患者への対応で経営戦略が大きく様変わりしています。医療機関の経営戦略はMission-Vision-Strategyといわれています。今回のコロナ禍はMissionそのものが規定できず将来についての生き生きとしたVisionが描けないことにもなります。
今回の講師の山口氏には医療機関の経営について、行政情報の内容を分析、多岐な情報を駆使して、わかりやすい形にまとめて今後の動向を伝えて頂けると思います。
乞うご期待!
日時
2020年9月17日(木)15:00~17:00
会場
オンライン講演会
演題
「COVID19感染拡大期の医療機関の経営と今後の医療施策を踏まえた対応」
講師
山口 聡 氏(メディキャスト(株)厚生施策情報センター長)
参加費
会員(無料)、非会員:オンライン試行につき無料、学生無料
- 出欠連絡先:9月14日までに、田中(t.tanaka@ytl.jp)宛てにお願いします。
参加を申し込みされた方には9月15日にZoomのURLを送ります。 - 当日の連絡先:小林真(090-2332-2946)
主催
医療・医薬品情報研究会