厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症の流行によるワクチン需要の増加を想定し、季節性インフルエンザワクチンの安定供給と効率的な使用を目的とした具体策に取り組むことを関係者に周知するよう都道府県に通知した。13歳以上の接種を1回に限定すること、ワクチンの偏在があった場合の融通方法を関係者間で協議することなどを求めている。
通知では具体策として、65歳以上の人、60歳以上65歳未満の人のうち、心臓や腎臓等の機能に障害を持つ人などがワクチン接種する機会を確保できるよう配慮を求めた。一方、13歳以上の接種は1回が原則であること、可能な限り同一バイアルから複数回接種するよう効率的に使用することも必要とした。
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