【本書の概要】
第十二改訂増補版は、法改正や診療報酬の改正等に対応し、薬剤師が日常業務で活用できる実践書として、また、薬学教育6年制にも対応した標準的な教科書となるよう改訂した。
増補版のポイントは、改正医療法・薬事法により、薬局が医療提供施設として初めて医療法上の位置づけがなされ、医薬品安全管理責任者の設置が全ての医療機関、薬局に義務づけられたことをもとに、本年4月から新たに実施された長寿医療制度における薬剤師の関わりや、後発品使用促進策として療養担当規則が改正されたことである。また、医療安全確保における薬剤師の役割等、調剤過誤防止対策等についても具体的に解説している。
【目 次】
(総 論)
1.医療の中での薬剤師の役割
2.医薬分業
3.処方と処方せん
4.調剤の概念
5.調剤に関する法令
6.調剤とバリデーション
7.調剤と添付文書
(各 論)
1.調剤における注意点
2.調剤の実際
3.薬剤服用歴(薬歴)の管理
4.調剤と患者情報の保護
5.患者への医薬品情報提供と服薬指導
6.調剤と医薬品管理
7.調剤業務の自動化
8.調剤事故と防止対策
日本薬剤師会 編集(’08.10)
定価3,520円(消費税込み)
判型・頁数:B5判・2色刷 441頁
ISBN978-4-8408-1051-7 C3047
※ 送料:国内1カ所送付につき、重量5kg以下 660円、重量5kg超 990円