
柄澤忍氏
クオールホールディングスグループのクオールの社長に、10月1日付で柄澤忍副社長が就任する。同社初の女性社長となる柄澤氏はこれまで、女性の活躍といった面からの取り組みやインフルエンザに関するプロジェクトなどの立ち上げや運営に注力してきた。また、現在も大きな影響をもたらし続けている新型コロナウイルスについて、同社は早い段階から対策を打ち出してきたが、柄澤氏は中心的に指揮系統を担ってきた。「大切にするという心を持つこと」を常に心がけているという柄澤氏。薬局の未来が変わっていく中、「未来を待つのではなく、未来を創っていく会社にしていきたい」と抱負を語る。
クオールの社名の由来はQOL(クオリティ・オブ・ライフ)で、医療を通じて患者の生活の質向上を願う思いが込められている。柄澤氏は「社名にもあるクオリティ・オブ・ライフと向き合うという姿勢は引き続き大切にしていきたい」と話す。
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