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【国際医療センター】重症化予測因子を同定‐新型コロナ、初期から鑑別

2020年09月30日 (水)

 国立国際医療研究センターは24日、新型コロナウイルス感染症の重症化を予測する液性因子を同定したと発表した。重症化する患者は新型コロナウイルスに感染した初期から血液中のCCL17濃度が基準値以下となり、重症化の数日前にIFN-λ3、CXCL9、IP-10、IL-6が高値を示すことが分かった。感染初期に軽症患者と重症患者を見分けることが困難だったが、血液検査で重症化予備群となる患者集団、重症化発症のタイミングを事前に察知できるなど早期診断につながる可能性がある。今後、多施設共同研究を実施し、実臨床で5因子の重症化予防マーカーとしての有効性を検証する。

 新型コロナウイルス感染症は約8割が軽症で、約2割は重症化するとされている。軽症患者はそのまま回復するが、重症患者は初期の症状が軽症者と同じであるため、重症化する人と重症化しない人を区別するのが困難だった。


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