メディセオ・パルタックホールディングスとアルフレッサホールディングスは、統合に向けた協議に着手していることを10日にも公表する見込み。
統合すると、単純合算でメディ・パルの連結売上高2兆4940億円(2009年3月期予想)とアルフレッサの1兆9250億円の4兆4190億円規模の超巨大卸が誕生することになる。
医療用医薬品での市場占有率は45%程度にまで達すると推測され、パルタックKSとシーエス薬品によるOTC関連市場ではさらに占有率が高くなることから、独禁法のクリアが課題として浮上する。
今後、スズケンと東邦薬品の動向も含め、医薬品卸の再編劇は最終章を迎えたことになる。