米ファイザーと独ビオンテックは、新型コロナウイルスに対するmRNAワクチン候補について、国内第I/II相試験を開始したと発表した。両社は、ドイツや米国などで進められている国際共同第II/III相試験と今回の試験データを用いて、国内で承認申請する見通し。
同試験は、日本人における安全性、忍容性、免疫原性を評価する無作為化プラセボ対照観察者盲検試験。20~85歳の日本人160人を3対1の割合で同剤投与群とプラセボ群に割り付けている。21日間隔で2回接種し、最終接種から12カ月後までを評価する。組み入れ完了時期や承認申請時期などについては非開示。
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