日本保険薬局協会(NPhA)の首藤正一会長(アインホールディングス)は10日の定例会見で、後発品メーカーの小林化工の自主回収事案に言及。「後発品の信頼を根底から覆すような事態であり、非常に重く受け止めている」と語った。また、医薬品卸のアルフレッサ、スズケン、東邦薬品の3社が独占禁止法違反容疑で刑事告発されたことに対して、「刑事事件化しており、あってはならない事態」との認識を示した。
小林化工の自主回収事案に関して、首藤氏は「後発品の信頼を根底から覆すような事態だ」と強調。「会員企業の中でも回収を含めて対応しているが、大変な作業が発生している。会員企業からは、この薬を服用したことで交通事故を起こした患者さんがいるという話も聞いている」などと話した。
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