『超簡単!!』シリーズ第3段!薬剤師のためのポートフォリオ作成入門書!
「ポートフォリオ」とは、日常的に自分自身が関わった事例を記録・蓄積した記録集のことです。自らその記録を振り返り自己評価を行い、自ら学習できる有用な学習ツールともなります。
本書は、ポートフォリオの書き方のポイント、コツを初心者に分かりやすく解説したガイドブックです。
ポートフォリオは、日常の業務で気になった、起きた事例について、一定のフォーマットに沿って記載します。
その具体的事例を10ケース取り上げ、ポートフォリオ作成、評価者による評価、修正・再提出という、認定制度を前提とした一連の流れを模擬体験するなかで、具体的な評価ポイントや修正点をおさえながら学習することができます。
ポートフォリオ作成の手法を習得すると、薬剤師業務を自ら客観的に評価し、その成果や課題に気づき、次の業務へと活かすことができるようになるので、「患者のQOL向上」「自身のレベルアップ」「職能の発展」につながります。
プライマリ・ケア認定薬剤師(※)の認定更新を目指す方をはじめ、地域医療への貢献、質向上を目指す全ての薬剤師に役立つ一冊です。
※公益社団法人 薬剤師認定制度認証機構により「特定領域認定制度」の認証を受けた、日本プライマリ・ケア連合学会の実施する認定薬剤師制度。
目次
はじめに 薬剤師業務に活かせるポートフォリオとは
第1章 ポートフォリオの意義
第2章 ポートフォリオの作成の手順とポイント
第3章 ポートフォリオ作成の実際~必須10領域事例のビフォー&アフター~
・領域A:プライマリ・ケアに関する知識とプライマリ・ケア認定薬剤師の役割
・領域B:コミュニケーションスキル
・領域C:服薬指導・支援
・領域D:プライマリ・ケアにおける薬物治療
・領域E:生活習慣指導
・領域F:メンタルケア
・領域G:在宅ケア
・領域H:セルフメディケーションに必要なOTC・健康食品・漢方薬などの知識と活用
・領域I:地域活動(薬物乱用防止、学校薬剤師、健康教育)
・領域J:地域連携・チーム医療
第4章 ポートフォリオを活用した教育的アプローチ
第5章 医師が期待する薬剤師活動~ポートフォリオ作成から学ぶこと~
むすびに 待望の薬剤師向けポートフォリオ作成ガイド
[監修]坂口 眞弓,押切 康子,小見川 香代子(’20.12)
[著者]飯岡 緒美,石橋 幸滋,押切 康子,小見川 香代子,門下 鉄也,川末 真理,
坂口 眞弓,笹岡 佑樹,柴田 淑子,鈴木 邦子,鈴木 秀明,孫 大輔,高橋 直子,
高山 美奈子,竹内 あずさ,長江 弘子,二瓶 大輔,星 利佳,矢澤 一博,
栁 直樹,吉山 友二
[判型・頁] B5判・177頁
[定価]2,750円(消費税込み)
ISBN 978-4-8408-1542-0 C0047
※ 送料:国内1カ所送付につき、重量5kg以下 660円、重量5kg超 990円