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興和新薬は、食前服用タイプの胃腸薬「新キャベ2コーワ」を22日に新発売した。「胃のムカムカや痛みを抑える」「胃の運動を高める作用の向上」などの特徴を持つ。とにかく早急に改善したいという胃の不快な症状に対応しようと、「クイック・メディケーション」という考え方で開発されたOTC医薬品。
新キャベ2コーワは、「近ごろ胃の調子が悪く、食欲がない」という時、食事の前に服用すると、ウイキョウ、ショウキョウ、チョウジという三つの芳香性健胃生薬と、新たに配合された健胃生薬のウコン、ニンジン、ビタミンB1のベンフォチアミンの働きにより、“胃が元気”になる。 また、制酸成分として合成ヒドロタルサイトと水酸化マグネシウムを新たに加えたことにより、胃のもたれや不快感、二日酔いのムカツキ、吐き気などの諸症状を、効果的に改善することができる。さらに従来品のキャベ2コーワに比べ、苦みを抑えて服用感を向上させた。もたれや胸やけといった胃の不快な症状を早く改善し、胃をスキッとさせる。
日本人の食生活スタイルはバブル期以降に大きく変化し、女性の社会進出や晩婚化(未婚化)、テイクアウトやデリバリー惣菜等の“中食”と呼ばれる機会が増加すると共に、20030代の若い世代、特に女性の飲酒量が顕著に増加しているとのデータもある。若い世代の胃には、偏食や飲酒の機会の増加に伴って、大きな負担がかかっており、胃の不快症状を訴える傾向が強くなっている。
こうした社会状況を踏まえ同社は、「友人と外食に行く途中で胃の不快症状を覚えたり、胃が疲れていると感じた時などに、新キャベ2コーワを食前に服用しておくと、胃粘膜が保護され、また胃の働きも活発になるため、食事をおいしく摂ることができる」としている。
税込み希望小売価格は、18包入り1050円、30包入り1575円。