新年あけましておめでとうございます。
年が明けてもCOVID-19の勢いは止まらず、Go toトラベルの再開どころではなく、1都3県での緊急事態宣言が発令されようとしている。年末年始の休みも取らず、新型コロナの罹患者を受け入れている医療関係者の皆様に心より感謝を申し上げたい。
今年こそワクチンの力を借りてCOVID-19から解放され、延期されていたオリンピックが無事開催され、活気ある普通の生活が戻ることを期待している。
さて、今年の薬価改定の骨子が昨年12月18日の中医協で了承された。改定の対象は平均乖離率8%の0.625倍に当たる乖離率5%を超える品目で、全医薬品の7割が薬価引き下げを受ける。COVID-19の影響を踏まえた特例として調整幅2%に0.8%を上乗せして引き下げ率を緩和するとしているが、その内容だけでなく通常ではない状況で決定事項だからと中間年での改定を強行する姿勢には各製薬団体からの反発は否めない。薬局経営者にも厳しい改定となるだろう。
又、政府は同日の経済諮問会議でまとめた新たな改革工程表で、後発医薬品も含めた医薬品の適正使用に資するフォーミュラリーガイドラインを2022年度までに策定する方針を盛り込んだ。フォーミュラリーをめぐっては、その実態について厚生労働科学特別研究事業が進んでいる。今春にまとまる報告書の内容を踏まえ、厚労省はガイドライン策定を検討していく構えだ。
フォーミュラリーと言えば、この人の右に出る者はいない。
今回の講師である増原慶壮氏である。最新の情報や今後の進展についてご教示いただけるはず。乞うご期待!
日時
2021年1月20日(水)15:00~17:00
会場
ハイブリッド講演会(基本はオンライン開催)
演題
「フォーミュラリーとFINDAT事業について」
講師
増原 慶壮 氏(日本調剤株式会社 取締役)
参加費
会員(無料)、非会員:オンラインの為、会員紹介で無料、学生無料
・出欠連絡:1月18日までに、田中(t.tanaka@ytl.jp)宛てにお願いします。
・参加を申し込みされた方には1月19日にZoomのURLを送ります。
・当日の連絡先:小林真(080-2332-2946)
主催
医療・医薬品情報研究会