基幹病院と薬剤師会が連携
福岡市内の複数の基幹病院と市町村単位の薬剤師会が共通の疑義照会包括的事前合意プロトコルを活用する動きが加速している。2年前から段階的に取り組みが進み、昨年12月から2大学病院を含む基幹病院3施設と5薬剤師会が歩調を合わせて共通プロトコルを利用するようになった。6日には、各病院と薬剤師会の関係者が今後定期的に集まってプロトコルの改訂や利用効果の数値化に取り組むことで合意した。枠組みが強固になったことで、参画する病院や薬剤師会はさらに増えそうだ。
疑義照会包括的事前合意プロトコルは、院外処方箋を発行する医療機関と応需する薬局間で締結。プロトコルで事前に合意した項目の範囲内であれば、院外処方箋を応需した薬局薬剤師がその都度医師に問い合わせることなく、患者の合意を得た上で内服薬の剤形変更などを行える。
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