福井県は、小林化工が製造販売する抗真菌剤「イトラコナゾール錠」に睡眠導入剤が混入していた問題について、3月末までに医薬品医療機器等法に基づき同社に行政処分を下す方針だ。杉本達治知事が8日の記者会見で明らかにした。
福井県は昨年12月9、21、22日に同社へ立ち入り調査を行った。現在、同社に対して、薬機法に基づき工場で実施されていた製造・品質管理に関する報告命令を行っており、今月20日までに回答するよう求めている。報告内容から薬機法の違反部分を確認し、行政処分を下す考え。
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