ドラッグストア最大手のマツモトキヨシホールディングスは30日、調剤薬局チェーンの日本調剤と、業務提携に向けた協議を開始すると発表した。調剤併設型ドラッグストアの新規出店や、調剤事業の運営効率化など、両グループの経営資源を活用していく方向。詳細については、本日夕刻に両社トップが都内で会見し、明らかにする。
マツキヨは競合激化のドラッグストア業界にあって、専門性強化のための戦略目標として、調剤事業の強化を掲げている。一方、調剤薬局を全国展開する日本調剤は、子会社にジェネリック医薬品メーカー(日本ジェネリック)を有し、ジェネリック医薬品を安定供給できる体制を整えている。今後協議する提携の内容にも、薬剤師のスキルなど人的資源の向上に加え、先発医薬品とジェネリック医薬品の仕入れ効率化も挙げている。
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