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ウェブDgSショー、未来の姿提示を

2021年02月05日 (金)

 (JACDS)が主催するJAPANドラッグストアショー史上初となるオンライン開催の第21回ショーまで、残すところ約1カ月に迫った。従来のリアル会場からオンライン開催となった今回だが、最大の相違点として指摘されているのが「時間と場所の制約からの解放」になるだろう。

 従来の会場は、千葉市の幕張メッセであった。ここ近年の開催では、毎回約12万人を集める一大イベントとして定着していたが、それでも生活者やドラッグストア関係者といった参加者は、近隣に住む人や首都圏で働く人などが多かった。

 しかし、オンライン開催となれば「誰でも」「いつでも」アクセスできることとなる。これは非常に大きなメリットと言えよう。会場そのものについても、リアル会場とウェブサイト会場では異なる点がある。これまでリアル会場ではゾーンが分けられ、ゾーンごとに出展企業のブースを歩いて回る必要があった。

 順番に歩いてブースを探すことは醍醐味でもあったわけだが、今回はインターネットに開設されたウェブサイトで進行。用意された企業一覧にブース名と概要が表示され、ブースの情報を得ることができる。全てのブースやエリアを自由に移動することが可能であると共に、出展ゾーンも絞り込むことができ、目的の企業を探しやすく、時間もかからない。

 また、従来の参加者たちの興味やモチベーションの一つとなっていたのが、各出展社によるサンプルの配布だ。リアル会場では、各出展社ブースにサンプル配布ブースを設置するなどして参加者の興味などに応えていた。その点は今回のオンライン開催でも極力再現しようという工夫が凝らされる。

 直接手渡すことはできないが、一般来場者が出展社ブースでサンプルを申し込むと、後日自宅に届けられるというものである。

 リアル会場とは異なり、手元に届くまでのタイムラグは発生してしまうものの、確実に手元に届くという点は何ら変わらず、出展社からも高く評価されている。また1社ごとに配送するのではなく、参加者が申し込みを行った各出展社のサンプルを全てまとめて送るため、1個当たりの配送料を低く抑えられるというメリットもある。

 史上初のオンライン開催となる第21回JAPANドラッグストアショー。従来とは勝手が違う中、関係者が準備を進めている。

 今回のテーマとして「ドラッグストアから未来の健康社会づくり―ライフスタイルの転換期、セルフメディケーション生活実現へ」を掲げたように、コロナ禍によって人々の生活が大きく変わる中で、地域住民の健康な生活を支えているドラッグストアが未来も重要なライフラインとして、さらに発展していく姿を見せてほしい。




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