田辺三菱製薬は3日、臨床開発中の小胞モノアミントランスポーター2(VMAT2)阻害剤「MT-5199」(一般名:バルベナジン)について、遅発性ジスキネジアを適応症とした国内第II/III相試験で良好な結果を得たと発表した。2021年度に国内で承認申請する予定だ。
中等度、高度の遅発性ジスキネジア患者256人を対象に試験を実施。同剤を1日1回最長48週間投与した群では、プラセボ投与群に比べて、投与6週後の異常不随意運動評価尺度の合計スコアのベースラインからの平均変化量が有意に改善した。
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