低中所得国の貧困層を対象に医薬品アクセス向上に取り組む製薬企業をランキング化した2021年度版の「医薬品アクセスインデックス」で、英グラクソ・スミスクライン(GSK)が首位となったことが明らかになった。2位以下にはスイス・ノバルティス、米ジョンソン・エンド・ジョンソン、米ファイザーが続いた。日本企業でトップ10に入ったのは6位の武田薬品のみだった。
同インデックスは、医薬品アクセス財団が低中所得国106カ国に医薬品を提供する有力製薬企業20社を対象としたランキング調査。首位のGSKは低中所得国における価格設定やライセンス供与、寄付、能力向上などの活動を含む医薬品の提供で優れた実績を収めたことが評価され、トップを維持した。
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