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仏サノフィパスツールと第一三共は、インフルエンザ菌b型結合体ワクチン「アクトヒブ」を12月19日から発売する。アクトヒブは国内出荷分の品質試験に時間を要していたため、発売が二度にわたって延期されていた。今回の発売開始でサノフィパスツールは、グローバル製薬企業として初めて日本の小児ワクチン市場に参入する。
インフルエンザ菌b型は、乳幼児に細菌性髄膜炎などを引き起こし、日本では毎年500人の小児が罹患し、約25人が死亡している。世界では、1990年代にインフルエンザ菌b型結合体ワクチンが登場して以来、小児への定期接種が急速に広がっており、ようやく日本でも導入されることになる。
既にアクトヒブは、120カ国以上で1億回の使用経験が蓄積されている。
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