シンポジウムの概要
オーガナイザー
高山廣光(千葉大)
伊藤美千穂(京大院薬)
日本薬学会は、性別年齢を問わず全ての人が対等な立場で活躍できる社会の実現を目指し、その環境を整えるための取り組みとして、2016年に「男女共同参画社会づくり宣言」を発信した。
それ以来、男女共同参画委員会が中心となり、年会時に理事会企画シンポジウムを4回開催することで、薬学会として取り組むべき方向性を議論してきた。
20年度から委員会名を「ダイバーシティ推進委員会」と改め、多様な属性の人材が活躍できるInclusiveな社会作りを目指した諸活動を行うこととした。
そこで、今年会では「ダイバーシティ推進」に視点を移した内容で本シンポジウムを企画した。内閣府、日本学術会議科学者委員会男女共同参画分科会、そして製薬企業の専門家のご講演から様々な組織での理念や取り組みを学び、さらに聴講者の方々と共に議論を深めることで、薬学会におけるダイバーシティ推進のための方策を探りたいと考えている。
(高山廣光)