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第一三共ヘルスケアは25日から、ビタミンEC製剤「ビトン‐ハイ」ブランドの新製品として、しみ、そばかす、手足の冷え、肩や首筋のこりなどに優れた効果を発揮する「ビトン‐ハイリッチ」(第3類医薬品)を新発売した。ビタミンCを2000mg配合するなど、現在の主力品「ビトン‐ハイECB2」の処方を強化した。
「ビトン‐ハイ」は、1984年に発売されたビタミンEC主薬製剤で、抗酸化作用を持つ天然型ビタミンE(酢酸d‐α‐トコフェロール)及びビタミンCに、脂質の代謝に関与し、エネルギー産生に欠かせない成分で、ビタミンE・Cの働きを助けるビタミンB2を配合しているのが特徴。
新製品は3包(1包2g)中に、ビタミンCをこれまでの倍量となる2000mg配合し、さらに蛋白質からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の正常な働きを助けるビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)15mgを新たに追加した。このほか、天然型ビタミンEを300mg、ビタミンB2酪酸エステル(リボフラビン酪酸エステル)を12mg配合している。
また、主なユーザーと想定される女性で、ビタミンEC製剤の味について、酸味を好む傾向が見られたことから、「ビトン‐ハイECB2」よりも酸味を強調した。シュガー及びナトリウムフリーで、口中ですぐに溶ける分包顆粒剤なので、服用しやすい。税込み希望小売価格は、60包4515円、90包6195円。