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初めるのに遅すぎることはない

2008年12月08日 (月)

◆先日、本紙でも掲載した82歳で薬学博士の学位を取得した亀高素吉氏。神戸製鋼所社長や会長などを歴任し、鉄鋼業界一筋の人生をひた走ってきた。72歳からの余生を、以前から興味のあった薬のことを勉強しようと、大学で薬学の勉学に励んだ
◆科目等履修生で3年間大学院の特論を学び、その後、講座の研究生として7年間にわたり実験など研究にも取り組み、新たな知見を明らかにした。そういった研究成果が認められ今年、学位を授与された
◆高齢者と呼ばれる年齢から新たなことに挑戦したり、学ぼうとする意欲には驚かされる。自分自身そんな年齢になったときに果たして同じことができるだろうかと考えると、たとえ気持ちがあっても体力面での不安もあるかもしれない。体力があったとしても気持ちが高揚しないかもしれない。現在の壮年の段階では容易には想像できない
◆ただ、よく言われている、何歳になっても新たな挑戦はできる、スタートしようと思った時が始め時、といったモチベーションや気持ちは持ち続けておきたいと思う。それを実行した亀高氏本人の講演を聴きながら改めて肝に銘じた。



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