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【厚労省/07年度国民健康・栄養調査】40歳以上の3割が糖尿病‐半数は未治療者

2009年1月9日 (金)

 厚生労働省の2007年度「国民健康・栄養調査」で、糖尿病が疑われる人は予備軍も含め、前年度より340万人増え2210万人に達し、特に40歳以上では29.0%と、10人に3人は糖尿病が疑われことが明らかになった。

 糖尿病が「強く疑われる者」(HbA1c値6.1%以上で糖尿病治療を受けている)が約890万人、「可能性を否定できない人」(HbA1c値5.6%以上6.1%未満)が約1320万人で、計2210万人に上り、国民の25.6%、4人に1人に糖尿病が疑われる結果だった。また、糖尿病が強く疑われる人の28.6%が、インスリン注射や血糖降下薬を使用していた。

 糖尿病が強く疑われる人で、治療を受けているのは、10年前より10ポイント以上増え55.7%。さらに、医師から糖尿病と言われたことのある人は11.3%で、この中で現在治療を受けているのは50.8%、以前に受けていたが現在は受けていないが12.7%、ほとんど受けたことがないが36.5%で、指摘を受けた半数は治療を受けていないことが分かった。

 医師から糖尿病といわれた人での合併症の割合は、神経障害が最も多く11.8%、次いで腎症11.1%、網膜症10.6%、足壊疽0.7%で、合併症例の約7割は現在治療を受けていた。

 健診などで糖尿病の検査を受け、糖尿病と言われた人あるいは境界型の人が、検査後に▽糖尿病教室を受けた▽糖尿病のパンフレットをもたらった▽医療機関を受診するようにいわれた””のいずれかを行ったのは80.2%。そのうち、「生活習慣を改めた」のは約9割に達しているが、8.1%の人は生活習慣を改めていなかった。

 一方、メタボリックシンドロームについては、40074歳の男性の2人に1人、女性の5人に1人が疑いがあるとの結果だった。推計では約2010万人に上る。

 同調査では、メタボリックシンドロームの診断に必要となる空腹時採血が困難なため、ウエスト基準(男85cm以上、女90cm以上)の該当者のうち、血中HDLコレステロールが40mg/dL未満、収縮期血圧が130mmHg以上・拡張期血圧85mmHg以上、血糖値(HbA1c)5.5%以上のいずれかの要因に該当する者から判断した。

 このうち40074歳で、ウエスト基準のほか二つ以上の要因に該当した「メタボリックシンドロームが強く疑われる者」(該当者)は、男性が30.3%、要因が一つの「予備軍」は25.9%と、計56.2%に上った。女性は「該当者」が11.0%、「予備軍」が8.2%と、計19.2%だった。

 厚労省の推計では、該当者は約1070万人、予備軍は約940万人。06年と比べると、該当者で110万人増え、予備軍は40万人の減だった。

 また、同調査によると、眠るために薬や酒を使うことがある割合は、成人男性の22.2%、成人女性の17.4%に上ることが分かった。年齢別では男女とも60代以上で率が高く、2割を超えていた。

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