キュアアップの佐竹晃太社長は3日、都内とオンライン上で記者会見し、高血圧治療アプリについて5月に国内承認申請を行ったことを明らかにした。高血圧患者を対象に、安全性、有効性を評価した第III相試験で主要評価項目を達成したことに基づくもの。高血圧領域の治療用アプリでは世界初となり、来年の承認取得と上市を目指す。
同社は昨年、ニコチン依存症患者に処方される禁煙補助アプリの販売を開始している。今回の高血圧治療アプリは、国内患者数が約4300万人と非常に多く、降圧剤による薬物治療が中心に行われている中、新たな非薬物療法の一つとして開発が進められた。
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