旭化成は5日、オンライン上で開いたヘルスケア事業説明会で、医薬と医療機器の両事業をグローバルに展開し、2025年度にヘルスケア領域の売上高6000億円、営業利益800億円を目指す方針を明らかにした。医薬事業では、免疫・移植の周辺疾患と病院市場をターゲットに、グローバルスペシャリティーファーマへの進化を実現し、25年度に売上高1500億円、30年度には売上高2000億円の達成を目指す。
同社のヘルスケア領域は、11年の1195億円から21年度には約3.4倍増の4000億円に達する見通し。米ゾールの買収でクリティカルケア領域に参入したほか、米ベロキシス買収によって米国医薬事業の基盤を獲得したことなどにより、営業利益も10年間で6倍以上の成長を見込んでいる。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。