大日本住友製薬の野村博社長は27日、大阪市内で開いた中間決算説明会で、臨床開発中の「SEP-363856」(一般名:ウロタロント)の発展に強い期待を示した。統合失調症を対象に日米等で第III相試験が進行中だが、他の精神神経疾患にも効果を発揮すると見込んでいる。共同開発・販売提携を結んだ大塚製薬と具体的な臨床開発計画を議論しており、計画が決まれば発表する予定。
大日本住友は9月に、精神神経領域で開発中のウロタロントなど四つの化合物について、大塚製薬と全世界で共同開発・販売する契約を結んだ。
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