日本新薬の中井亨社長は10日、ウェブ上で開いた中間決算説明会で、デュシェンヌ型筋ジストロフィー治療に用いる核酸医薬品「ビルテプソ」の2022年3月期通期売上について、期初に想定した88億円の「達成を目指せる」と語った。昨年8月に発売した米国では、受診抑制の影響で上期の売上計画は未達となったが、現在は回復しているという。
中井氏は「米国では、新型コロナウイルス感染拡大に伴う受診抑制によって想定に比べて投与患者数が伸びず、上期は計画を下回ったが、足元では月次計画の想定に近づいている」と現状を語った。
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