日本薬剤師会の山本信夫会長は17日の定例会見で、財務省が財政制度等審議会財政制度分科会で示した社会保障改革案に言及。敷地内薬局の調剤基本料見直しを提言したことについては、「われわれと同じ方向に向いている」と評価した。一方で、地域連携薬局に対する調剤報酬上の評価を求めたことについては、「制度化されてまだ数カ月しか経っていない。今の時点で地域連携薬局を明確に評価するのは、危険が伴いそうな気がするので慎重に対応しなくてはならない」と述べた。
山本氏は、診療報酬を引き下げる財務省案については「賛成しかねる」と反対姿勢を示す一方、「記載全体を見てみると良い部分もあった」と一定の評価を下した。
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