厚生労働省は16日、米モデルナの新型コロナウイルス感染症ワクチンについて、3回目接種(追加接種)に向けた用法・用量の一部変更を特例承認した。用法・用量は初回免疫の半分量となる0.25mLを筋肉内に接種する。既に追加接種に使用されている米ファイザー製品と同様に、18歳以上を対象とし、2回目接種から少なくとも6カ月経過後に接種する。
15日の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会で了承されたことによる対応。
一部変更が特例承認されたのは、製造販売業者の武田薬品が申請した「COVID-19ワクチンモデルナ筋注」(一般名:コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン)で、用法・用量の項目に「追加免疫:1回0.25mLを筋肉内に接種する」と追記した。
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