サワイグループホールディングス(サワイGHD)の澤井光郎会長は、本紙の取材に応じ、小林化工の製造設備や人員の譲受契約により、受け皿として設立した子会社のトラストファーマテックについて、「小品目大量生産で、フレキシブルな増産が可能な新製品を作る工場を検討したい」との考えを明らかにした。供給不足を発生させると初収載品を2回見送るという「念書ルール」を踏まえた対応になる。
譲受する小林化工の工場における出荷開始は、2023年4月を予定。23年度後半には、沢井製薬の第二九州工場も稼働することから、1年間で約60億錠の増産体制を整えることになる。
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