◆新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株が国内で猛威を振るっている。国内感染者数は1日4万人を超え、まさに第6波と言える状況に入った。東京でも連日過去最高の感染者数を更新。1万人に達するのも時間の問題となっており、オミクロン株の感染力のすさまじさを実感する
◆第6波では、急激な感染者の伸びに検査体制が追いついていないことが問題となっている。既に薬局の無料検査はパンク状態にあるが、薬剤師にとって力を発揮できる場面でもあるだけに難しい試練の状況が続く
◆コロナ禍では、感染の波を繰り返す節目ごとに薬剤師の役割に注目が集まるような印象を受ける。昨年には薬剤師によるワクチン接種が浮上し、今年に入ると早速、経口薬や無料検査への対応で薬局が注目されるようになった
◆最前線の薬局は、検査需要の増加に疲弊しながらも踏ん張っている。急激な感染者の増加で厳しい状況にあるのは確かだが、国や自治体は無料検査の現場状況を把握し、少しでも適切な支援を急いでほしい。
猛威を振るうオミクロン株に対する薬剤師の役割
2022年01月24日 (月)
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