東京都薬事審議会が1月28日に開かれ、昨年8月からスタートした認定薬局制度に対して、要件見直しを求める声が上がった。既に患者対応や地域の医療機関との連携が十分に取れている薬局にとって要件を満たすのが難しく、認定取得の障害になることを懸念したもの。都は開始後間もない制度として、他の道府県の状況も見た上で対応を検討する考えを示した。
都はこの日の審議会で、改正医薬品医療機器等法により昨年8月から開始した地域連携薬局、専門医療機関連携薬局の認定状況を説明。12月末時点で、地域連携297軒、専門医療機関7軒とし、このうち、チェーン薬局の割合は地域連携で約6割、専門医療機関で約6~7割を占めるとした。
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