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【日本薬学会第142年会】シンポジウムの概要 感染初期のCOVID-19患者の重症化を防止するための新規生薬エキス製剤の開発と課題

2022年03月23日 (水)

オーガナイザー
 日向須美子(北里大東医研)
 合田幸広(国立衛研)

 ウイルス性感染症の初期治療に用いられる漢方薬(麻黄湯、葛根湯など)に配合される麻黄は、エフェドリンアルカロイドを含有するため、副作用(興奮、動悸、血圧上昇、排尿困難、不眠等)を惹起する。そこで、麻黄からエフェドリンアルカロイドを除去したエキスEFE(Ephedrine alkaloids-free Ephedra Herb extract)を開発した(特許第6781881号)。さらに、EFEの活性成分が新型コロナウイルスのスパイク蛋白質に結合し、宿主細胞への感染を阻害することが分かり、感染初期の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の治療薬として有用であることが示唆された。

 本シンポジウムでは、COVID-19治療薬を目指したEFE治験薬の開発と医師主導治験(本紙1月12日付)の中間報告をもとに、新規天然物医薬品の開発における課題の克服と、感染リスクを抑えるための分散型臨床治験(DCT)について議論したい。なお、本研究はAMED「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」による。

 (日向須美子



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