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【日本薬学会第142年会】シンポジウムの概要 化粧品開発の現状と課題

2022年03月23日 (水)

オーガナイザー
 五十嵐良明(国立衛研)
 秋山卓美(国立衛研)

 近年、新規有効成分を配合した医薬部外品(薬用化粧品)が承認申請される数は減少しているものの、天然植物成分を配合した化粧品は増加、シワ改善を謳う薬用化粧品の市場は世界的な活況を呈している。国内でこのシワ改善という新たな効能が承認に至った大きな要因は、そうした成分および製剤の有効性や安全性を正しく評価するガイドラインが確立されたことであり、規制と開発研究が人の利益と調和したレギュラトリーサイエンスの成果と言える。

 本シンポジウムでは、化粧品の規制、安全性評価法の現状、化粧品成分の皮膚透過性と製剤や使用方法との関係について、また、生菌を配合する新形態の製品に対する国際的議論、さらに化粧品の新規効能の獲得に向けた取り組みについて、産官学の先生方にご講演いただく。紹介する情報が医薬品・化粧品メーカー、学識経験者、薬剤師、規制当局の間で共有され、これから先の機能的で安全・安心な化粧品の開発につながることを期待する。

 (五十嵐良明



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