製薬各社は1日、入社式を行った。大日本住友製薬から「住友ファーマ」に社名変更し、同社第1期社員に70人を迎えた野村博社長は、「常に具体的な患者さんを思い浮かべ、魂のこもった仕事をすることを目指して」と呼びかけた。他の社長のあいさつにも、新型コロナウイルス感染症のパンデミックに見舞われ困難に直面した社会、デジタル化など事業環境変化の加速に触れ、どんな変化の中でも、患者のために仕事を行う姿勢を貫くことを求める内容が目立った。社長あいさつは単に各社の社員のためではなく、業界に迎えた人たちへのメッセージ。公表された各社社長あいさつをピックアップする。
住友ファーマ‐野村博社長
注目されたのは1日から新社名でスタートした「住友ファーマ」。今日に至る製薬業界発展の基礎を築いた歴史の流れを汲む「大日本」が社名から外れた。
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