日本薬業研修センター(中込和哉理事長)は、2021年度の登録販売者試験の受験者数と合格者数、合格率を公表した。それによると、21年度の試験は全国8ブロックで実施され、受験者数は6万1070人、合格者は3万0082人、合格率は49.3%だった。合格者数が3万人を超えるのは初めて。中込氏は、合格者が2万人台であった20年度や19年度と比べて「だいぶ良い数字になってきている」と述べた。
21年度、20年度、19年度を比較すると、受験者数は21年度が6万1070人、20年度が5万3000人、19年度が6万5000人、合格者数は21年度が3万0082人、20年度が2万2000人、19年度が2万8000人、合格率は21年度が49.3%、20年度が41.5%、19年度が43.4%という状況。21年度の受験者数は持ち直し、6万人を超えた。合格者数は20年度よりも約8000人多くなり、合格率も20年度、19年度と比べて高くなった。
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