多発性骨髄腫治療で「話し合う医療」を支援する取り組みが始まった。医師などと話し合いながら治療を進めたいという患者は多く、その思いを後押しする。患者自身が1~2カ月先の自分宛てに手紙を送り、自身への手紙で長期にわたる治療への意欲を高めると共に、手紙にまとめることを通じて希望する治療について考え、医療従事者に伝えるきっかけにする。
「医学、科学は日進月歩に進んでいる。その間にもいい薬、より良い治療法が出てきている。主治医と相談の上、自分を信じ頑張ろう。闘っているのは自分1人じゃないから。自分の身体、人生を粗末にしてはいけない」
これは、2019年に多発性骨髄腫であることを公表した漫才コンビ「宮川大助・花子」の花子さんが綴った手紙。
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