米バイオジェンは7日(現地時間)、米国で迅速承認されたアルツハイマー病治療薬で抗アミロイドβ抗体「アデュヘルム」(一般名:アデュカヌマブ)に対し、同日に米国当局がメディケアの保険償還を治験参加者のみとする最終決定に対し「全てのメディケア受給者のアクセスを事実上否定することになる」との見解を発表した。当面は「アデュヘルム」の収益拡大が難しい状況になった。
同剤はバイオジェンとエーザイが共同開発。日本では薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会が昨年12月、有効性を含め現行のデータでは十分に評価できないとして継続審議扱いとなっている。
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