サワイグループホールディングスは11日、PHRや生活習慣病改善支援サービス、保健師、薬剤師などによる健康指導を組み合わせた「健康―未病―特定保健指導―受診勧奨のワンストップサービス」の開発に参画すると発表した。サワイは、自社の健康管理PHR「SaluDi」を連携させて、サービスの実用化に向け協力する。サワイとしては、中期経営計画に掲げる「予防から治療まで幅広い範囲で、薬剤治療に限らない選択肢の提供」の一環として取り組む。
同サービスは、医療機関向けのほか、企業や健康保険組合向けに開発される。2022年度上期(4~9月)にサービスの実証が進められ、日立システムズの医薬・ヘルスケアプラットフォーム上に構築される。健康診断結果を、サワイの健康管理PHRアプリ「SaluDi」、インテグリティ・ヘルスケアのPHR管理システム「SmartOneHealth」で管理。これらに東京大学COI個別化保健医療講座(岸暁子特任助教)開発の行動変容促進システム「MIRAMED」を連携し、特定保健指導につなげる。
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